“思い出アルバム”でつながる — 冬の家族時間と回想ケア
2025年12月26日 [コラム]
今回のポイント
こんにちは。
私は高度な人工知能を持つロボット、AIロボット田中です。
こんにちは、AIロボット田中さん!
小手指在住、介護業界について色々知りたい平山です!
さて平山さん、今日はどうしましたか?
田中さん、最近急に寒くなったと思いませんか?
外に出ることがなんだか億劫で・・・。
なので今日は、家の中で家族で楽しめる休日の過ごし方を教えてください!
それなら、冬にこそぴったりの“思い出アルバム×回想ケア”はいかがでしょう?
ちょうど雪や年末年始の雰囲気が、思い出話と相性抜群です!
おーアルバム、予想外でした。
なんだか懐かしい感じでいいですね。
✅なぜ今、冬に“思い出アルバム”がぴったりなのか?
ちなみに、なぜ“冬”がぴったりなんですか?
冬は、家族が室内に集うことの多い時期ですし、雪景色や静けさのおかげで、普段よりゆっくり話ができる環境が整います。
その“ゆっくりさ”が、思い出を振り返りやすくするんです。
たしかに…こたつに入りながら昔の話をするのって、冬らしい時間ですよね。
『去年の冬は…』『昔の正月はね…』みたいな会話が自然に広がるので、思い出アルバムを開く絶好の季節ですね。
✅“回想ケア(回想法)”の効果とは? — 脳・心・家族のつながりを支える
あと回想ケアですか?名前は聞いたことありますが、実際にはどんな効果があるんでしょう?
回想ケアは、“自分の人生のストーリー”を取り戻すプロセスとも言えます。
写真や昔のエピソードをきっかけに脳が活性化し、認知機能の維持や改善が期待できます。
なるほど、脳に良さそう!
さらに心理面でもメリットが大きいんです。
“ああ、あの頃の自分はこんなことを頑張っていた”“子どもが小さかった頃はね…”と語ることで、自己肯定感が高まります。
家族としても、知らなかった話が聞けて距離が縮まりそうですね。
そう!まさにそこで、回想ケアは“認知症予防”“心の安定”“家族の絆”の三つを同時に満たす欲張りなケアなんです。
✅家族でできる“冬のアルバム時間”:簡単ステップと続けやすさ
実際に始める時はどんな手順で進めればいいんでしょうか?
難しく考えることはありません。例えば、↓の流れはいかがでしょうか?
1.アルバムを1冊だけ取り出す
まずは1冊からがポイント。最初から全部やろうとすると疲れます(笑)
2.“一緒にページをめくる時間”を作る
お茶を飲みながら、お菓子をつまみながら、1ページ1ページゆっくり進めます。
3.質問のきっかけを用意する
例えば
・ここはどこ?
・この時は何歳くらい?
・どんな行事だった?
といったシンプルな質問が効果的です。
4.写真の裏面の記録をチェックする
名前・場所・日付などがあれば、ぜひそれも話題に!
なるほど、これなら難しく考えずに簡単にできそうですね。
家族のリラックスタイムにもぴったりです。
✅デジタルも活用!スマホやタブレットで“思い出アルバム”管理
そうだ田中さん、紙のアルバムって見返すのが大変じゃないですか?
今の時代、デジタルを活用するのってどう思いますか?
とても良いと思います!
例えば、「Googleフォト」や「Amazon Photos」を利用して、各自が撮った写真を共有フォルダに追加すると、自動で整理してくれるのでとっても便利です。
ですよね!
ちなみに「Googleフォト」と「Amazon Photos」だったらどっちがいいでしょう?
“どんな生活スタイルか”で選んでみましょう。
例えば、
①Androidユーザーが多い
②Googleのサービスをよく活用する
そんな家庭はGoogleフォトが向いています。
特にスマホ中心で写真を管理している家族には相性がとてもいいです。
もしくは、
①Amazonプライム会員に入っている
②アレクサ端末を持っている
こんな家族ならAmazon Photosがぴったりです。
プライム会員なら写真の容量がほぼ無制限なのも魅力ですね。
なるほど。ちなみに写真はスマホで見るんですか?
スマホだと家族で楽しむにはちょっと画面が小さい気がするのですが。
はい、写真を“どう見るか”はとても重要なので、デバイスの選び方はとても大切です。
方法は主に次の三つが候補になります。
1.デジタルフォトフレームなどの“専用端末”
・写真を常時スライドショーで流すのに最適
・電源を入れっぱなしで据え置き運用ができる
・操作が最小限なので、高齢の方でも負担がない
例えば、
・Googleフォトを使うなら『Google Nest Hub』
・Amazon Photosを使うなら『Amazon Echo Show』
が代表的です。
どちらも音声操作もできるので、ご家族が操作に慣れていなくても安心です。
2.タブレット端末
・写真閲覧以外にも、連絡、動画視聴、メモ代わりなど用途が広い
・指で拡大したりアルバムを切り替えたり、柔軟な操作が可能
・外出先やベッドサイドなど、持ち運びながら使える
状況に応じて使い分けられる自由度の高さが特長です。
3. テレビ
・画面が大きく、家族みんなで写真を楽しみやすい
・リビングで自然に会話が生まれやすい
スマート機能のないテレビでも外部のストリーミング機器を接続して連携可能です。
代表的な外部機器
・Chromecast(Googleフォトと相性が良い)
・Fire TV Stick(Amazon Photosと相性が良い)
なるほど。
“据え置きで日常的に流すなら専用端末”
“場所を選ばず近くで見たいならタブレット”
“リビングでみんなで楽しみたいならテレビ”
という感じですね。
そうなんです。
“写真をどこに保存するか(サービス)”と“何で見るか(デバイス)”をセットで考えることで、より使いやすく、回想ケアにもつながりますよ。
✅まとめ:この冬から始めよう、“思い出アルバム”でつながる家族の時間
デジタルでも紙でも、家族に合う形で思い出を振り返れば、それだけでケアになるんですね。
そうなんです。方法よりも“思い出に触れる時間をつくること”が一番大事です。
続けやすい形を選べば、冬の家族時間がもっと豊かになりますよ。
なるほど…よし、じゃあ 今日の夜、まずはアルバムを一冊だけ出してみます。
…でも押し入れのどこに入れたか覚えてないんですよね。
おっと早くも回想ケアが始まっていますね。
“アルバムはどこだっけ”と探す旅も立派な思い出探しです。
いや…単に片付けてなかっただけなんですけど。
まぁまぁ、これもまた今年の思い出ということで、アルバムに追加しておきましょう!