介護ベッドの選び方、迷ってない?レンタルと購入どっちが得?
2025年08月26日 [コラム]
今回のポイント
✅はじめに:介護ベッドについてい知りたい!!
こんにちは。
私は高度な人工知能を持つロボット、AIロボット田中です。
こんにちは、AIロボット田中さん!
小手指在住、自転車も大好きですが、介護業界について色々知りたい平山です!
今日はどうしましたか?
最近、親の介護について考えることが増える一方なんです。
そうなんですね。何か気になっていることはありますか?
何でも遠慮なく聞いてください!
友人とも“できるだけ家で介護したいよね”って話していて、特に気になったのが介護ベッドのことなんです。便利な気もしますが、大袈裟な気もしてしまって、、、
いいところに目をつけましたね!介護ベッドは介護のしやすさと暮らしの快適さを大きく変える道具です。
そして、使い方によっては本人だけでなく、介護者の生活を大きく改善することが可能です。
そうなんですね!ならばより詳しく知りたいです!
CMではよく見るけど、実際どうやって選べばいいのか全然わからなくて。
なるほど!ではひとつずつ整理していくために、介護ベッドの特徴からお伝えしましょう。
✅介護ベッドで変わる!自宅介護の負担軽減ポイント
お願いします!普通のベッドと比べると、そんなに違うんですか?
結構な違いがありまして、例えば…
・高さ調整:立ち上がりやすい高さへの調整・介護する人の腰痛予防
・背上げ機能:上体を起こす補助、呼吸のしやすさ
・脚上げ機能:食事や水分摂取のしやすさ、むくみ予防
・ベッド柵(サイドレール・介助バー等):転落防止や起き上がりの支え
・マットレス:寝返りのしやすさ、床ずれの防止
こうした機能があることで”利用者と介護者の双方が楽になる”のがポイントです。
ただのベッドじゃなくて、生活を助けるマストアイテムって感じですね。
まさにその通りです。介護ベッドは“介護を楽にしてくれるパートナー”なんですよ!
✅介護ベッドをレンタルできる条件と費用の目安
うーん、でもそんなに高機能だと値段も高そうですね。
その通りです。ちゃんとした介護ベッドを買うとなると高額で、新品で一式揃えるとなると40〜60万円、中古でもその半分くらいでしょうか。
でも安心してください、介護保険の認定を受けている方はレンタルできる場合があります!
それは助かります!介護保険の認定を受けていれば誰でもレンタルできるんですか?
残念ながら、原則“要介護2以上”の認定を受けた方のみです。
ただ、ご持病等によって主治医が必要と認めた場合は“要介護1や要支援1,2”の方でも利用できる場合があります。
そりゃそうですよね、誰でも簡単にというわけにはいかないですよね。
はい。でも条件さえ満たせば、月1,000〜1,500円程度の自己負担(1割負担の場合)で借りることが可能なんです!
思ったより負担が少なくて安心ですね!
そうなんです。ただ、少しだけ注意して頂くことがありまして、自己負担割合は前年度の収入によって1〜3割になりますが、1割負担で1500円の場合、3割負担だと4500円になってしまいます。
なるほど、収入によって金額が違うんですね。
ところで、さっき“要介護1や要支援1,2”の方でも主治医が必要と認めた場合は利用できるとありましたが、主治医の先生がダメと言ったらどうなりますか?
奥の手がありまして、要介護1や要支援1,2の方でも、福祉用具貸与事業者の自費レンタルサービスを利用することができます。
自費レンタルとは、介護保険ではなく、個人と事業者との直接契約でレンタルすることで、料金は事業者によって変わるので、しっかりご確認ください。
なるほど、介護保険が使えなくても介護ベッドを借りられる場合があるんですね。
✅モーター数で選ぶ介護ベッドの種類と特徴
次に“モーター数”について教えてください。このモーターって、いったいなんなんですか?
シンプルに言うと、動かせる箇所の数です。
1モーター:”高さ”が上がる(もしくは”背”が上がる)
2モーター:”背”+”高さ”が上がる
3モーター:”背”+”高さ”+”脚”が上がる
例えば3モーターだと、背と脚と高さを上げることで、より椅子に座った姿勢に近づけることができ、食事や水分摂取時の誤嚥を防ぐことが可能になったりします。
なるほど、ベッド上で過ごす時間が長くなっている人には絶対に3モーター必要ですね。
おっしゃる通りです。ただ、同じく3モーターは全然寝たきりではない方にも有効なことがあって、それは足がむくんでいる人です。
むくみは転倒の原因となることがありますが、寝ている間に脚を上げることで、むくみを軽くすることが可能になります。
確かに、足を上げて寝るようにお医者さんから言われたことがありました。
はい、足枕を使う方もいますが、あれは朝起きるとどこかに蹴飛ばされちゃってますからね(笑)
✅高さ調整の違いでわかる介護ベッドの使いやすさ
ベッドの高さ調整について、もう少し詳しく教えてください!
承知しました!
高さ調整について、実際に特殊寝台を利用している方からは、高さを調節できたおかげで、”ベッドから降りるときに怖くなくなった”、”安心して立ち上がれるようになった”というお声を、逆に介護する方は、ベッドを高くすることでおむつ交換等の作業がしやすくなった、腰の負担が減ったと喜ばれています。
同じ機能でも、利用者と介護者の両方にメリットがあるんですね!
そうなんです。高さ調整は“双方の安全と安心”を支える大切な機能なんです!
✅介護ベッドをもっと快適に!特殊寝台付属品の活用法
最後に付属品について教えてください。特殊寝台付属品ってどういう意味ですか?ベッド本体だけじゃ使えないんですか?
そうなんです。ベッド本体とは、本当にベッドの本体のみで、マットレスやベッド柵はついてきません。
なぜならば、マットレスやベッド柵は使う人によって組み合わせが全然異なるからです。
なるほど、自転車のカスタマイズパーツのような感じですね。
自転車のカスタマイズパーツ(笑)平山さんらしい例えですね。まったくその通りです!
付属品の組み合わせで、ただでさえ便利なベッドの快適性を、更に上げることが可能となります!
例えば、寝心地の好みに合わせてマットレスは何十種類もありますし、ベッドサイドテーブルを使えば、食事だけでなく、読書や趣味活動にも活用することができます。
使用感のレビューが気になりますね。
でもほんと、ただの寝る場所じゃないってことですね。
はい、ベッド上でのQOL(生活の質)向上も大切な価値観です。
ちなみに、付属品は以下のような感じです。
・サイドレール:転落防止や寝返りの補助
・介助バー:ベッドへの出入りの補助
・マットレス:寝返りや離床のしやすさ、腰痛の緩和にも
・テーブル(ベッドサイドテーブル、リハビリテーブル等):食事や軽作業の補助
・スライドボード:移乗の補助
また、マットレスと似ていますが、”床ずれ防止用具”という、特殊寝台付属品ではないマットレスも福祉用具にありますので、詳しくは担当の福祉用具専門相談員やケアマネジャーさんに確認してみてください。
✅レンタルと購入どっちが得?ライフスタイル別の選び方
では最後にズバリ、レンタルと購入どっちがいいんでしょう?
はい、レンタルです。
購入には介護保険を使うことができず、全額自己負担となってしまうのが大きな要因ですが、身体の状態に応じて、特殊寝台だけでなく、”付属品”も簡単に機種変更できるのがレンタルの大きなメリットです。
もちろん、介護保険の点数を使い切ってしまっている場合等、全額自己負担だとしても購入する方がお得な場合がありますので、迷ったら専門家である福祉用具専門相談員やケアマネジャーに相談することをオススメします。
なるほど、餅は餅屋ですね。なんでも検索できる気がしてしまう世の中ですが、専門家の色々な経験までは検索できないってことですね。
はい、福祉用具専門相談員は営業職のように思われがちですが、まったく違います。
ぜひ色々な質問を通じて相互理解を図ってみてください。
わかりました、迷ったらまず相談してみます。
でもなんだか田中さんに色々な話を聞いてるうちに、自分用も欲しくなってきちゃいました。
そうだ、買っちゃおうかな
ご自分用に?
そう!遠い将来、自分に介護が必要になったら使えるし!
..遠い将来というほど平山さん若くないですよね(笑)
え?
え?
…うぅ、悔しい、、気持ちは20代なんだけどなぁ😵
全然いいんですよ。そんな方向けのベッドも多数ご紹介させて頂きます!