補聴器について教えてください!
今回のポイント
こんにちは。
私は高度な人工知能を持つロボット、AIロボット田中です。
こんにちは、AIロボット田中さん!
小手指在住、介護業界について色々知りたい平山です!
今日は福祉用具のこと、とりわけ補聴器について教えてほしいです。
承知しました!お答えいたしましょう。
補聴器は使用する場所や状況によって機種を選ぶ
補聴器についてお聞きしたいです。まず、補聴器の選び方について教えてください!
はい、お答えします!
補聴器の選び方としては、ご予算が最優先ではありますが、どういった場所で使いたいか、その使う状況によって選ぶことが最適なのかなと思います。
使う状況というのは、具体的にはどういうことでしょう。
例えば、『①家の中でテレビの音をしっかり聞けるようになりたい』、『②病院で医師の説明をしっかり聞きたい』、であったり『③広いホールのような空間で会話を楽しみたい』、『④屋外でスポーツを楽しみたい』などが挙げられます。
①や②であれば決して高い補聴器を選ぶ必要はありませんが、③や④であればノイズキャンセラ機能等の付いた少しお高めの補聴器を選ぶことをオススメします。
”補聴器”と”集音器”の違い
なるほど~。
では、補聴器にはそういった集音性能の違いというものが顕著にあるということなのでしょうか。
そこは少し違って、集音性能で言えば、補聴器と集音器の違いが分かりやすいかもしれません。
まず双方の違いですが、簡単に言うと補聴器は周波数ごとにボリュームを調整してくれるのに対し、集音器は周波数問わず一律で大きな音にしてくれます。
そのため、「耳が悪い=補聴器」と一概には言えず、ほとんどの音(高い音も低い音も)が万遍なく聞こえにくい方は集音器でも対応可能かもしれません。
その一方で、加齢性難聴のような高音域(テレビやインターホン、電話)の音が聞きとりにくい方は、補聴器が良いでしょう。加齢性難聴の方が集音器を使用すると、耳元でマイクを使って話されている程のうるささとストレスを感じてしまう可能性があります。
周波数ごとに音を分割し調整して耳に届ける補聴器
そうなんですね!
では補聴器の特徴は、周波数ごとに調整を掛けられることでしょうか?
はい!その通りです。
補聴器は、周波数ごとに音を分割して調整し、雑音があれば抑制を、必要な音は強調します。そして、処理された音が再び一つの音となり耳に届きます。
製品により周波数の分割が異なり、その周波数分割の細かさで価格が変わってきます。
例えばデジカメを例に挙げると、安価なデジカメは画素数が粗いのに対し、高価なデジカメは画素数が細かいですよね。補聴器も同じで、ザックリ切られているのは安価で、細かく周波数帯が切られているものは高価である、そのようなイメージです。
良く勘違いされますが、補いたいボリューム(音の大きさ)は実はほとんど関係ありません。耳の悪い方が高い補聴器を購入する、という訳ではないのです。
なるほど、とても分かりやすいです!
余談ですが、亡くなった父は耳が悪く、女の子の声は聞きづらかったようでしたが、男の僕の声は普通に聞けていたのを思い出しました。
まさにそれが加齢性難聴と言われるものです。
お父様にこそ補聴器をお渡ししたかったです!
補聴器の購入は、自宅に来てくれるお店がオススメ
そうですね~!
話を戻すと、補聴器はただ買えばいいという訳ではなく、調整がとても重要になってくると思いますが、どこでそういったものを買えばいいのでしょうか。ネット通販は厳しいですか?店頭での購入の方がよいですか?
補聴器の購入でネット通販は絶対にオススメしません。誰が調整をするのかという問題があるからです。
調整こそ補聴器の最優先事項なので、私は補聴器専門店さんをオススメします。そして補聴器専門店さんには、お店に行くタイプと、ご自宅に専門技術者が訪問するタイプとがあります。
ではこのどちらが良いかについてですが、そこをイメージするために、まずどこで一番補聴器を使うのかということをイメージしてください。
屋外やお出かけ先で補聴器をよく使うのか、あるいはご自宅で補聴器をよく使うのか。きっと、ご自宅がもっとも使用される時間が長いと思いますので、私は自宅に来てもらえる訪問販売の補聴器をオススメします。
田中さんのところでもそういった”訪問しての補聴器販売や調整”などをされているのでしょうか?
はい、我々は補聴器専門店さんと協力して、専門技術者がご自宅までお伺いするサービスを提供しています。待ち時間は一切ありませんし、出張料も頂いておりません。また、忘れることなく定期的に調整やクリーニングを行って頂きたいので、こちらからご連絡してご自宅へお伺いしています。
聞こえを維持するためには、どこかへ行く面倒くささより、時期が来たら調整に来てもらうほうが楽ですし安心ですよね。
補聴器が高額な理由は、将来の調整料が含まれているから
そうですね。
では、最後にお値段が気になるのですが、やはり補聴器は高いものなのでしょうか。
そうですね、補聴器は20万円から100万円超のものまでさまざまです。先程のとおり、周波数による性能の違いもありますが、高額な理由は将来の調整にかかるお手間代が含まれているというのが大きな理由です。
言い換えると、最初こそ高額な買い物となりますが、後々の調整料が含まれていますので、何年も費用負担なく聞こえを維持できることに繋がります。
逆に言うと、購入しただけで調整をせずにいるのはとてももったいないことです。とはいえ、お店に出向くことは億劫になりがちなのはよく分かります。そのため、自宅に来てくれる補聴器屋さんが最適なのではないでしょうか。
ありがとうございます!補聴器についてよくわかりました。
さすがAIロボット田中さん、また色々教えてください。
おまかせください!
私の人工知能で、何でもお答えしていきます!